自研センター(千葉県市川市)にて、自動車の構造、事故態様、自動車の修理についての研修が弁護士向けに2日間のコースで実施されており、その研修に参加して参りました。
実車を使用して、自動車の構造について、改めて、詳細に説明を受けて、本研修の最大の特徴と思われる実際の衝突実験を目の前で見て参りました。
衝突実験は、停止中の車両に、時速35㎞で走行してきた車両が衝突するというもので、かなりの衝突音と、エアバックが開く瞬間を見ることができました。
車両の損傷状況についても、事故直後の状況を確認することができ、貴重な体験をすることができました。
車両の修理についても、フレーム修正機による修正から、外板パネルの板金、補修、塗装の作業を実際に目の前で見ることができ、非常に参考になりました。
修理費の見積もりを見ることは多いのですが、実際の修理作業を目にすることは少ないため、こちらについても非常に貴重な体験となりました。
今後の交渉に生きると思われる研修となりました。
常々認識していますが、弁護士は一生研鑽を続けて、常に知識をブラッシュアップする必要があることを再認識させられました。
今後も交通事故に関係する研修に積極的に参加して、研鑽を続けていきたいと考えております。
弁護士 丹羽 錬