弊所では、定期的に、所内検討会を開催して、各弁護士が担当している特徴的な事案について、共有して意見を交換するようにしております。
そのことにより、事務所全体の交通事故や労災事故に関するノウハウについて、弁護士全員が共有できるようにしております。
令和7年1月20日の所内検討会では、以下の事案について、各弁護士が発表して、有意な点を共有いたしました。
・腱板損傷(12級6号認定)について交通事故紛争処理センターの審査会で解決した事案
・歯牙障害について将来のインプラント費用が認められた事案
・むち打ちで12級13号が認定された事案
・異議申立により14級9号が認定された事案
・高等裁判所への上告事案
・整骨院の施術費について任意交渉で争われた事案
・裁判上の和解において親族を保証人として付けた事案
・労災の後遺障害の審査請求事案
・自動車保険の代車特約、対物超過特約の適用範囲について
・宅配事業者の傷害見舞金支給規定について
・簡易裁判所での尋問調書について
・タクシー運転手が事故に遭った場合の休車損の取り扱いについて
・自賠責保険に対する被害者請求時のタクシー代の取り扱いについて
近時、自賠責保険の後遺障害認定が厳しくなっている傾向が感じられることから、対策を協議しました。
また、任意保険会社が示談交渉時に、不適切と思われる動きをしているケースがあり、注意喚起をしました。
今後も継続的に、所内で情報共有を続けて、事務所全体のパワーアップを図っていきたいと考えております。
代表弁護士 丹羽錬
代表弁護士 桝田泰司