平成27年11月1日に、札幌市教育会館で開催されました北海道遷延性意識障害者・家族の会設立記念講演会に参加して参りました。
当日は、座りきれないほど多数の参加者がいらっしゃっているうえに、テレビ局の撮影も入っており、遷延性意識障に対する関心の高さが伺われました。
講演は、「反応なし?・・・わかってないのは俺らだけ・・・」というタイトルで、脳神経外科医であられる髙橋義男先生が実施されました。
普段から、遷延性意識障害に関する書籍や裁判例を通じて、理解を深めるようにしておりますが、やはり、数千人を越える患者さんと対峙してきたドクターの話は、迫力も深みもあり、大変勉強になる機会でした。
また、質疑応答の場面での、実際の患者さんの家族からの質問は深く考えさせられるものがありました。
日頃から沢山の交通事故被害者の方の相談を受けている我々としては、日々研鑽を続けて、更なる理解を深める必要があると強く痛感させられました。
今後もこのような機会があれば、どんどん参加していきたいと考えております。
弁護士 丹羽 錬