【事例28】30代、女性、頭痛、めまい等(12級13号)
当法律事務所のサポートにより初回申請で12級13号認定、1100万円で解決した事案
ご相談、ご依頼のきっかけ
青信号で横断歩道上を歩行中に、右折車両に左方から衝突されたという事故態様でした。
事故から約3ヶ月後に、「仕事が再開できておらず、休業損害について心配である。後遺障害のことも気になる。」とのことで、ご相談にいらっしゃいました。
当法律事務所の活動
ご依頼された時点で、休業が継続していましたので、休業損害の請求から関与させて頂きました。
その後も、症状固定に至るまで、転院の交渉や、治療期間の延長についての交渉等を当事務所で行わせて頂きました。
頚部痛については、ほぼ完治されたのですが、頭痛とめまいだけが根強く残存しているということで、後遺障害の申請に至りました。
後遺障害診断書の記載だけでは、ご本人の日常生活上の支障が上手く伝わらないと判断されましたので、本人の実際の生活状況を詳細に記載した日常生活状況報告書を作成する等して、後遺障害申請を行いました。
その結果、頭痛、めまいに関して、後遺障害等級12級13号が認定されました。
当法律事務所が関与した結果
当法律事務所のサポートにより、初回申請で後遺障害等級12級13号が認定されました。
12級13号を前提に、相手方と任意の交渉を続けましたが、確定申告をされていなかったこともあり、休業損害、逸失利益について、交渉が難航しました。
本件では、交通事故紛争処理センターに申立をすることも検討致しましたが、ご本人が解決までの期間が長期化することを望まれないということでしたので、粘り強く交渉を継続しました。
その結果、最終的に、合計1100万円での解決となりました。
弁護士の所感
比較的早い段階でご相談にいらっしゃいましたので、休業損害の請求、転院の交渉、治療期間の延長の交渉から、関与させて頂きました。
後遺障害についても、適切な書類を提出することで、初回申請で、12級13号の認定を受けることができました。
本件では、ご本人が早期解決を望まれていましたので、交通事故紛争処理センターへの申立をした場合や、訴訟提起した場合のメリット、デメリットを十分に説明した上で、任意交渉での解決を進めさせて頂きました。
最終的に、後遺障害の認定を得てからは、比較的早期に、ご本人のご納得のいく解決に至ることができました。
本件では、ご本人は複数の医療機関に掛かられていましたので、適切な医療機関で後遺障害診断書を作成して頂かなくては、後遺障害の認定を得られなかったと思われます。
ご本人だけではなく、専門家のサポートを受けることで、初めて適切な賠償を受けられた事案といえます。
交通事故の解決に少しでも懸念があるようでしたら、当法律事務所までお気軽にご相談下さい。